久住さんの言葉。FB から掲載!

出ました!
去年の暮れから、8月上旬までかかって作り上げたボクのアルバムが発売されました。
ボクが過去に出したアルバムは、
「堂々たるシングル」モダンヒップ(1986)4曲入りアナログ
「GENSHI-JIN」モダンヒップ(1989)4曲入りCD
「自由の筈」久住昌之&BLUE HIP(2006)CDアルバム
「MUSICOMIX」久住昌之(2011)CDアルバム
「孤独のグルメO.S.T. season1~5」TheScreenTones
「昼のセント酒O.S.T.」TheScreenTones
という10枚だけど、ソロアルバムは6年ぶり2枚目。


でも、このアルバムはなんというか、今までのと全然違う。
近年は「孤独のグルメ」のドラマ化でTheScreenTonesの活動が中心になっていた。アルバムも毎年作ったし。
だけど、ボクは他にも昨日ライヴしたQhSIESTAや、BlueHip、シャンブルー、クスミマヒトグループなどいろいろなバンドを並行してやってきた。
でもオーケストラQというのは、長年やりたかった夢の大所帯のバンドで、7年ほど前から時々ライヴをやってきたけど、録音はしたことはなかった(ホーンセクションとしては「MUSICOMIX」に3人に数曲お願いしたけど)

去年、どうしても今これを作らないと、自分はこのまま終わってしまうような焦燥感を感じて、録音する決心をした。
でもコンセプトもはっきりしないまま、見切り発車でリズムセクションから録り始めた。
プロデューサーはいないし、どこの事務所にも所属していないボクは、全部自分で決めて始めなければ待っていても、なんにもできない。
マンガや文章は連載がたまれば、出版社は本にしてくれる。
でもライヴをいくら重ねても、アルバムはできない。
だから強い意志を持って、ボクが自分で作らねばならない。
今までのアルバムはどこか「みんなで作ろう」というような甘えがどこかにあったような気がする。それはそれで楽しいし、いいんだけど。
でも今回はなんというかボクにしては珍しく「決意」のようなものを持って臨んだところがある。
(たぶん「年齢」「寿命」という締め切りが大きいんだろうけど)

コンセプトははっきりしていなかったけど、自分はこんなに長く、いろんな人の前でたくさんのライヴをしてきた。
そういう自分の自然な音楽を作りたいと思った。
誰かにコンセプトや売れる方向を示されるより、きっと、録音していくうちに、何を作るべきか見えてくるようなぼんやりした確信はあった。
そのひとつの核は「歌」ということだ。
きっと歌詞とメロディと僕の声(自信はないけど)が鳴るべきサウンドを引き寄せてくれるのではないかと。
だから、このアルバムにはこのアルバムのために作られた新曲は一曲もない。
今までのライヴでいろんなメンバーで何度となく歌ってきた曲ばかりだ。
ずば抜けて新しいことをやろうとか、
誰かに向けヒットさせようとか、一切考えなかった。
楽しい曲を楽しいように仕上げたいとだけ思った。

そうやって、気心の知れたメンバー達と、少しづつ少しづつ、録音して、重ねていった。
いろんな仕事やライヴや旅の合間を縫ってで、大変だったけど、すごく楽しい作業だった。
オーケストラQのメンバーには本当に助けられ、励まされ、素晴らしい演奏とアイデアをもらい続けた。
エンジニアの人にもすごく苦労をかけた。

終盤になってだんだんアルバムのコンセプトが見えてきた。
そして、曲順が固まってきて、アルバムタイトルや、ジャケットデザインもだんだん見えてきた。
キャンバスにアクリル絵の具でジャケットの絵を描いた。
白い葉っぱも赤い地の色もみんなちまちま塗っている。

現場が常に笑いの絶えない楽しい雰囲気に包まれていたのは、歌詞カードのメンバー写真の表情に出てると思う。
みんなには、どんなに感謝してもしきれない。

こんなに長く書いてしまっただけでも、ボクの思い入れがどんだけ詰まったアルバムかと、暑苦しいほど感じられたでしょ、ごめんなさい。

一人でも多くの人に聴いてもらいたいです。
店頭では24日発売、通販では以下からもうすでに発売発送が開始されています。
地底レコード
http://chitei-records.jp/blog/
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