モービス/地底レコードとして、富樫雅彦・吉沢元治・高木元輝のアルバム発売に向けて、副島氏と打ち合わせを持つ。
私が納得することができなければリリースすることができないと思い、副島さんにこのテープの録音をCDで今出す価値はほんとうにあるのかとの問いに、当時(’75年)の公演の事情(裏話し)を話してくれる。
私がこの秋田の公演では、それぞれのソロ演奏の割合が多いのと、富樫さんの手数の少ない演奏の意味やトリオでの演奏が少ない理由がわからずに、リリースする価値が本当にあるのかを尋ねたのだが、その答えがわかった。
ここには詳しく内容は書けないのだが、いろいろな状況があったのが理解出来た。
吉沢さんのベースのソロには同じリズムの反復が延々と続いたりして、初めて聴くものにはどう言う意味かがわからなかったのだが、当時富樫さんが違うメンバーでの編成で求めていた、反復するリズムに自分自身の下半身が動かない中での、自由な表現を重ねて行く姿をこの公演でも求めていたからだと言うことを始めて知った。
なるほどなと言うことでCDがリリースされた際に、副島さんの書くライナーを読めばその理由がわかることになるでしょう。どこまで書いてくれるかはわかりませんが。
まぁ価値はあるなと言う気がするので、どこをどのように使うかを、次回は音を聴きながら決定しましょうと話す。
細かいとこまでを書くことができず、申し訳ありませんがご理解ください。
2月中の発売になるのではと思います。
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