昨日、日曜日の午後映画「ひかりのおと」完成試写会を見に渋谷へ。山崎樹一郎監督作品。
岡山の片田舎で酪農業を営む若者の苦悩と葛藤の中に、将来への希望を得ようとする姿勢と家族の絆を描く。シリアスなドラマだが、地方の酪農や農業を真摯に見つめた作品に仕上がっている。監督本人も岡山で農業に携わり生業としているのだそうだ。昨日もトマトの収穫があるとのことで試写会は欠席でした。
この映画の音楽のほぼ全編を、佐々木彩子の2枚のアルバム「あおいとこ」B17Fと「空」B25Fから抜粋されている。『コンパネ』や『青空」などが効果的に使用されている。もうこれだけでこの映画は成功していると言っても過言ではない。ダハハハハ。
役者の間が気になる部分もあるが(割と出演者全員が同じ間、家族だからイイか)1時間28分の上映時間をダレずに観せてくれる。
今年の7月から地元の真庭市や岡山大学を中心に上映会があるそうです。10月からは岡山県を中心に巡回上映して行くそうなので、良い評価を得て成功してくれることを祈っています。
佐々木彩子が試写会に来れず、お会いすることが叶わず、彼女が観れなかったのが残念に思います。
この山崎監督、京都の佐藤訪米監督のお弟子さんだそうな。
佐藤訪米監督は四条通りでラーメン屋さんを営んで大成功を収めているそうだが、先日亡くなった弾丸ルビーさんのドキュメンタリーを撮影されていて、その画像を今月10日を前にDVD化していただいたばかりでした。そう言った思い出もあり、複雑な思いで「考えさせられる映画」の試写会を後にしました。
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