
井の頭公園隣りにある、ジブリ美術館のすぐ後ろに建てられたテント小屋で公演があったため、往復歩いて観に行く。自転車に乗っていた頃の散歩コースである。歩いては片道40分。おかげで31日間で248,000歩を歩いたことになる、まぁまぁかな? 自転車に乗ったりもするしね。
こちらの公演も満員であった!!
120人が入れる程度の小屋に160人の客が。私は127番の番号を受取っていたのですが、小屋に入ると既に満員。しかし杖をついていたために係の人が、座れるように客のみなさんに声をかけてくれて狭い席をズラしてちょっとずつ詰めてもらう。杖をついているといいことも或る。
座ったところが伊達さんの横(伊達さんはウイスキーの小瓶を1本芝居中に空ける正しい観賞方法、但し隣は酒臭い)すごく狭いがまともな席に座れただけでも儲けもの。
面白い。普段あんまり感じないが今回の「野戦之月」には軽やかさがあった。踊りのシーンや役者のセリフがバッチリとキマッている。
なにせこちとらテント芝居は久々である。いっときテントがイヤになってはいたが、火の玉が舞い、水(池)がある。池の中でも芝居がある。これらは懐かしくも、とても嬉しいことなのだ。昔のように火が客席に飛んで来たリはしないし迫力も今イチだが。東北では人の家の庭で公演して来たんだからしょうがないか。
音楽が盛り上がり、役者が歌を歌い大団円を迎える。テント芝居の醍醐味が満載で満喫出来る。
その音楽が素晴らしい。大熊亘楽団。原田依幸さんだろうピアノが出てくる曲も激しくてやさしい。
いい芝居だった。
この記事は2011年11月に書いたものです。現在の立川での公演とは異なります。
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