
高田渡の歌った「スキンシップ・ブルース」の作者である山本シン。
’80年頃には京都でのフォークシーンの最後を飾るようなバンド「招き猫ユニット』としてレコードを発売していたことがある、その後の90年代に1枚CDを発売していたが薬(覚せい剤)のやりすぎなのか?残念ながら声が出ていなかった。そちらのCDは既に廃盤とのこと。
このアルバムは久々の自信作と言うより、56歳になっての不良ブルース・フォークシンガーの実質的なデビュー作と言っても過言ではない。1曲目は田中研二氏の名曲「ブーツには青いペンキの汚れ」も収録されている。
関西屈指のギタリスト仲豊夫(シェリフ、勇造バンドetc)との京都・拾得におけるライブ盤である。30年以上ひたすら人知れず関西、九州を中心として、咆哮のような歌を歌い続けて来た山本シンの世界は、ギタリストの仲という良き相棒を得て深みを帯び、より自由に、より豊かに広がったのではないだろうか。なかなかの好盤だと思うが。
■曲目リスト(Track List)
- ブーツには青いペンキの汚れ
- 逃げ出さないで
- 見上げた空
- 月
- 惨めな奇跡
- BABY
- 船長気分
- レクイエム
- 嘘の上手な正直者
■参加ミュージシャン(Musicians)
山本シン
仲豊夫
■作品データ(information)
- 品番(No.):GHR-001
- タイトル(Title):Live at 拾得
- アーティスト(Musician):山本シン
- 税込価格(price):2,800円(税抜)3,024円(8%税込)
- 発売日(Date):2007/10/15
- レーベル(Label):Grasshopper Records
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