昨日、多くの人が集まり閉店をしたHMV渋谷店。今朝ニュースでその様子を見て知りました。
90年代〜2000年代に、いったいどのような音楽を発信していたかは疑問だし、ここの店でその時代を生きて来たので残念と言う発言のお客さんが、多くいたのには割とビックリ。
オープン当初とは異なり、店頭POP広告費の徴収やスタンダードの売れ線しか置かない方式には、アゼンとはしていたのだが。
思えばHMV渋谷店がOPENする際、JAZZフロアーでのオープニング企画に地底レコード特集を組んでいただきました。当時の担当は○○○さん、地底レコードの強い味方で、現在は通販部門にいらっしゃるのだそうな。
フロアー一杯にスズキコージズキン画伯のイラストや作り物で売り場を埋めたことを思いだす。
一番笑ったのは、オープン当日の朝コージさんが、イラストを生で書いていて色をつけるのにカラースプレーを段ボールに吹きかけていたら、外人がやって来て怒り心頭で何かをワメイテいる図を見かける。
この方、あとで知ったのはHMVの日本統括総責任者だったそうな。イギリスから来たのかな?
そんな訳で色付け中止に追いやられたのですが、スプレーの凄い臭いがフロアーに充満していたから当然と言えば当然か。馬鹿デカイ作り物だった気がする。
スイングジャーナル誌に、その広告を載せていただいたりしたことを思いだしたので、その特集広告写真を探したが見当たらない。確かカラーページに載っていた気がするのだが。
ひとつの時代が役割を終える。WAVE、Virginなどなど、大中小のレコード店が消えてゆく。
さて配信をしない、地底レコードはいつまで持つのか?
訂正:WAVEのお店はまだありますとのこと。店舗の情報はhttp://www.waveweb.co.jp/ で。
Virgin Mega Storeは、現在、TSUTAYA あるいは新星堂の名前で運営されているのだそうです。
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