スクリーントーンズ・地底レコードの楽曲著作権について

昨日、ツイッターに地底レコードとしての著作権の見解を書きました。
(2013年8月30日現在)

スクリーントーンズ「孤独のグルメ」B54Fの楽曲が無許可でテレビで流されていたそうです。私はその番組を一度も見たことがないのですが、ほぼ毎週曲が掛けられていたと言う話でした。私は久住さんのツイッターを見てその事実を知りました。(※ 実際は4曲が2回の放送で掛けられただけだったそうです)

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現在、全てのCDには久住さんからの注意書きが同封されており、著作権についての考え方として書いてあります。
弊社、地底レコード宛にご連絡をいただき申請頂いた案件には、営利目的であっても基本的には全てに許諾を行っています。
特に書面による申請用紙などややこしいものはありません。メール上記のメール(Contact)欄から、または電話は(about特定商取引法に基づく表記にあります)でご連絡をください。

下記は、無断使用が判明した時期に書いた文章です。むやみに怒り狂う箇所やお恥ずかしい稚拙な内容が含まれますが、この注意書き用紙を入れる前に書いた文章です。
そのつもりでお読みください。(この箇所のみ2015年1月25日)
連絡先は q-ysd0lily.ocn.ne.jp です。
電話番号が必要な方は、About Us欄の特定商取引表記に電話番号が書いてあります。

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この先に書いてある1~5までの文章は私がツイッターにも掲載したものです。
多少ここだけに書き加えた内容もあります。

1 スクリーントーンズ楽曲「孤独のグルメ、他」の著作権についての地底レコードの見解。テレビやラジオの番組での使用は許諾を得たもののみ放送を許可します。それ以外の無断使用は認められません。別に構いませんよ!朝のワイドショーや夕方のニュース番組の食事風景で掛けてもらうのはね、でも連絡はしてください。

2 アダルトビデオでも無断使用があったようです。いくらJASRACに加盟せずJASRACフリーと謳っていたとしてもトキと場合によりますから、バンドもしくはレーベルには連絡をすることが基本でしょう。私たちは非常に寛容で、たいした欲は持ち合わせていませんから基本は許可しますので。(申し訳ありませんが、アダルトビデオ並びに18歳以下販売禁止のビデオや作品又はそれに準じるアニメ作品、ギャンブルに関わる作品へのご使用はお断りさせていただきます。ご了承ください)

またYouTubeでの無断配信、あるいは何処かのサイトでの配信に準じる行為、ダウンロードが可能な状態にする行為に関しましてもお断りを申し上げます。ダウンロード数に応じた金額+懲罰金額を上乗せした金額をご請求することになります。一般の配信ダウンロード数に応じた金額を基に計算されます。
YouTubeに無断で録音が可能な状態にしてあるビデオ作品はYouTubeに削除依頼します。(※現在、YouTubeにはコンテンツIDが設定されています、ご連絡無くご使用されましたら広告代を(株)TRUCKS社が受け取ることになり、私どもと折半で広告料をいただくことになります。)

3 地底レコードには弁護士がいます。著作権専門ではありませんが、JASRAC の社員として働いていた時に弁護士資格を取った苦労人です。実際に地底レコードは裁判に勝ったことが数度あります。あるテレビ放送局の深夜枠でしたが、その番組のテーマソングとして3ヶ月以上に渡り、渋さ知らズの楽曲が使われました。当時のマネージャーがテレビ局に連絡してもいい加減な返事しかなく、致し方なく弁護士を立てて、のちに、たいへんありがたく大金?をいただいたことがあります。よってこのような行為に及ぶのはたいへんなリスクがあります。

4 「あまちゃん」で話題になった選挙戦での選挙カーでの使用も、支持する政党等がバンドメンバー個人により異なります。なので選挙戦に使われることは許可出来ません。事務所内でBGMとして掛けるのはありでしょうけど。スクリーントーンズの音楽をJASRAC 加盟曲と同じように扱ってもらえると、きっとメンバーからも楽しい曲をこれからも作り続けてもらえると思いますよ。夏祭りや商店街主催のお祭りも同じです。一度ご連絡を下さい。

著作権は常にミュージシャンと共にあります。営利目的のあるものへの使用は、一言断ってもらわないとならないと思っています。JASRAC に登録していないからこそなのです。包括許諾はありませんから不便な面もありますが、JASRAC に加盟していない楽曲を使用される場合の礼儀のようなものでしょうか?

久住さんご本人が著作権フリーと書かれていたことがありますが、実はJASRAC からはフリーだという意味です。著作権はミュージシャンが所有するものです。何処でも自由に掛けてイイ訳ではありません。現在、久住さんは著作権フリーとの発言は行っていません。JASRAC フリーとだけ言っています。誰でもが自由に演奏出来るようにとのことからです。
善意で発言されていることですから、それを悪用また誤解してはいけません。

CDの盤面には、英文字でメジャーのレコード会社がよく書く著作権についての文章を載せています。P & C 表記もしてあります。
ですから使用していただくことは、このCDの宣伝にもなりありがたいと思っていますので許諾だけは取って使っていただけるようにお願いしておきます。

地底レコードのアルバムはJASRAC 加盟の曲に関しては、支払いをして使用しています。それ以外のアルバムはJASRAC に加盟していないミュージシャンの楽曲がほとんどです。その場合も連絡をいただいての使用をしていただいています。
孤独のグルメに関しても同様に扱われて当然と思っています。

注)上記3にある裁判というのは実際に裁判は行っていません。裁判になる前に弁護士が相手の弁護士に電話や内容証明書類を郵送した時点で勝敗は決していますので、第1回目の調停で和解が決定してしまいました。要は勝手にテレビ番組でJASRAC 登録のない曲を掛けてはならないのです。

詳しく説明しますと、JASRAC に加盟している曲を掛けるのは、テレビ局がJASRAC とが数千万円で年間の包括契約をしているため自由となっていますので何を使うのも構わない訳です。
ですがインディーズにはそれがありませんので、JASRACあるいはNHK?が規定した金額を基に1曲使用するごとに、現在は64,000円を支払いをおこなわなくてはならないのです。なのでお問い合わせいただければ無料ですから随分お得です。有名曲の例としては中村八大さんの楽曲等があります。

なお、渋さ知らズの曲を使ったあるテレビ番組はその後、目出たくゴールデン枠に昇格し1年以上続きました。今でも特番としてタマァに放映されています。調停に連れ出されてシュンとしていた、その番組の敏腕プロデューサー氏は面目躍如と言ったとこでしょうね。
アイキャッチの写真はテレビ東京さんのご好意によりいただいた写真を掲載しています。
お互いに気持ち良くがなんでも基本ですよね。アルバムを楽しんで聴いてください!

 

 

 

 


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“スクリーントーンズ・地底レコードの楽曲著作権について” への4件のフィードバック

  1. 河宮商店 より:

    地底レコード御中

    お世話になります。私は岐阜で米屋を運営しております。河宮商店の河合と言います。

    毎週楽しく『孤独のグルメ』を拝見していますが、主人公の井之頭五郎さんがご飯(特に白米)を美味しそうに食べていらっしゃいますが、弊社でもぜひ音楽を使わせて頂きたいと思ってます。

    特にシーズン3の31曲目はご飯を食べる時にピッタリだと思いますので、動画サイトを作った際はぜひ使用させてください。

    宜しくお願いします。

  2. 地底レコード より:

    河合さま
    お世話になります。コメントをいただきましてありがとうございます。
    お米を食べることにピッタリの音楽ですので、是非、どうぞお使いください。
    ご使用の際には、是非お知らせください。このHP並びにSNSにて紹介させていただきます。
    楽しい作品を期待しています。
    地底レコード 吉田

  3. 河宮商店 より:

    吉田様

    返信、誠にありがとうございます。
    では頑張って作りますので、宜しくお願いします。

    出来次第、ご連絡させて頂きます。

    今回は承認をして頂き、誠にありがとうございました。

  4. […] 地底レコード (@ChiteiRecords) 2013, 9月 7 地底レコードオフィシャルサイト「著作権問題」 […]

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